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6月月例会を行いました

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6月28日(土)に、白鴎大学にて月例会を実施しました。 今回は、元宇都宮大学教授渡辺浩行先生に、ご講話を頂きました。 今後、本研究会における研究の根幹となる部分についてお話頂きました。     我々授業者にとって、児童とのインタラクションが大切であることは誰もが納得する部分だと思います。一方で、「よりやり取りを継続するには?」「どんな内容がインタラクションとして有効なの?」という点について理論的な面からも考えることで、より教師にとっても児童にとってもCommunicativeな授業にすることができるのではないかと考えています。 今後は、メンバーの授業映像などを分析しながら、より効果的なインタラクションについて精査していく予定です。

2月、3月月例会を行いました

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Naruです。 2月22日(土)、3月22日(土)に、それぞれ月例会を開催しました。  2月の月例会では、小学生の大学体験講座についての発表がありました。 小学校で学んでいる内容に触れつつ、大学ではどのように習うのかという両者の視点から英語の授業を見直すことで、新たな視点をもつことができました。  体験講座の振り返りでは、「学校で習っていることの意味が分かった」「口の動きが難しかった」など、様々な感想が寄せられました。  3月の月例会では、今後の方針について協議しました。次年度も、セミナーを開催したいと考えています。詳細が決まりましたら、お知らせしたいと思います。

1月月例会を行いました

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Naruです。 1月25日(土)が、1月月例会でした。 今回は、久しぶりに授業実践の発表を2本行いました。 ①「児童の発話を3段階に分けて促す言語活動の工夫-Here We Go! Unit3の授業に一人一台端末の活用を絡めて-」 今回は、「ICT機器の活用の仕方」と「発表に至るまでの練習の積み上げ方」といった点をメンバー内で意見交換しました。単元の最後の「やり取り/発表」に至るまでに、ただパターンプラクティスに終始するのではなく、どのような経験を積むと表現の幅が広がるのか、といったことを検討し合いました。従来通りのゲーム形式の他にも、「音読もおすすめだよ!」といった提案もありました。 ②「洋楽による外国語の導入」 授業の冒頭に、挨拶代わりとして洋楽を取り入れてみたという実践発表でした。この取り組みにより、「音楽の授業でもやってみたい」「6年生の卒業を見送る歌として仕上げたい!」と、児童の意欲により英語の授業の枠を超えて広がっているという姿にとても感心しました。洋楽を用いた効果として、外国語の授業への雰囲気作りやミスを恐れずに挑戦しようとする姿なども見られたようです。一方で、「歌詞カードを見せるタイミング」や「カタカナの歌詞の是非」については、様々な意見が出ました。 次回は、2月22日にオンラインで開催予定です。

小学校英語教育学会(JES)栃木支部主催 授業づくりサポートセミナーを開催しました

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 11月23日(土)に、小学校英語教育学会(JES)栃木支部主催 授業づくりサポートセミナーを開催しました。  現職教員や学生の方など、様々なお立場で英語教育に関心をおもちの方々にご参加いただきました。  さて、今回のセミナーでは、講師として東京学芸大学附属世田谷小学校教諭の名渕浩司先生と白鴎大学教育学部准教授の森好紳先生をお招きし、小学校英語における授業作りについてお話いただきました。  名渕先生には、実際の授業作りの様子を交えながら、「明日から使えるちょい足しアレンジ」を教えていただきました。ついついALTに頼り切りになってしまうこともある英語の授業ですが、誰もが楽しく参加でき、「できた」を実感できるような授業作りのヒントがたくさん散りばめられていました。  森先生には、名渕先生の授業作りのバックグラウンドにある、英語教育における押さえたい理論的な面をご講演いただきました。英語の授業づくりで欠かせないポイントについて丁寧に教えていただいたことで、「英語の授業って、何をすればいいの?」という問いに対する自分なりの考えを見つけることができました。  後半のフロアディスカッションでは、参加者のみなさんが活発に話し合ってくださり、非常に盛り上がった時間となりました。また、今回のセミナーではたくさん「満足」のご回答や、セミナーの内容についての「もっとこんなことを知りたい!」というご感想をいただきました。いただいた感想をもとに、今後もセミナーの充実を図ってまいりたいと思います。       たくさんのご参加、本当にありがとうございました。

9月月例会を開催しました。

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 9月28日(土)に、オンラインと対面式で月例会を行いました。  今回は、ALT派遣会社のメンバーを中心に、3名のALTを交えて現在の英語教育についてディスカッションを行いました。  ・ALTと打ち合わせはしたいけど、なかなか時間が取れないんだよね・・・  ・いや、ガッツリ打ち合わせしているよ!でも、役割分担は迷うかなぁ  ・小3~中3までそれぞれの発達段階に応じて、外国語の授業において大切にすべきことって何だろう?  ・ALTの勤務の仕方が、それぞれの市町によってシステムが違うらしい など  話題としては、現在の外国語活動・外国語授業において、困っていることや成功事例などが挙がりました。皆さんの勤務校などでは、どうですか?  また後半は、7年前のALTに関するアンケート調査を基に、現状との比較をしながらALTの素直な意見を聞くことができました。打ち合わせの仕方やコミュニケーションの取り方、仕事のパートナーとしての関係構築の仕方などについて、様々な意見が飛び交いました。         11月に開催予定のセミナーの準備も、着々と進んでいます。より多くの方々に参加して頂けるとうれしいです。 たくさんのご応募、お待ちしております!

(告知)栃木支部単独セミナー開催!

下記の通り、単独セミナーを開催します。 暫定版のチラシを作成しました。 たくさんのご応募を、お待ちしております。 「小学校英語教育授業づくりサポーとセミナー   ー明日からの授業に活きる教科書ちょい足しアイディアー」 期日:令和6年11月23日(土)13:25~16:00 場所:宇都宮文化会館4F研修室 セミナーチラシ(PDF)   詳細はこちら(JESホームページ) 参加申し込みはこちらから

低学年における外国語活動について再考しました

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久々の投稿となります。 8月25日(土)に、オンラインにて月例会を開催しました。 今回は、「低学年における外国語活動」について考えました。 低学年においては、多くの自治体で年間10時間程度が割り当てられていると思います。 つまり、月に1度あるかどうかといったペース・・・。 しかも、毎回トピックが変わってしまうので、中学年以上で考えれば、毎回導入部分を扱っていると言えます。 提案としては、様々な活動を取り入れているが、毎回同じような流れ(似ている流れ)となってしまい、活動や流れがテンプレート化してしまっているのではないか?というものでした。 ベテランから若手、またALT派遣会社としてALTから返ってきた生の声など、様々な意見交換がなされました。